金融政策まとめ!

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2016年現在、日本銀行は、
「長短金利つき、質的量的緩和」を導入しており、
「金利」・「質」・「量」の
3次元で金融緩和を進めています。

 

こういった日本の金融政策をが決まる、
日銀金融政策決定会合は、

相場に大きな影響を与える
可能性のあるイベントですが、

「現状何が行われているか」を
把握しなければ、
シナリオを立てることができません。

 

さらに、黒田バス―カが導入されて以降、
何が変更があったとしても、

「何がどう変わったのか」を、
しっかりと理解しなければならなくなりました。

 

ここでは、
日本銀行金融政策について、

「現状行われている政策のポイント」
まとめてありますので、
会合前に、
しっかりと把握しておきましょう!!

 

 


金利
『マイナス金利』

日銀のマイナス金利の概要

日銀のマイナス金利の概要

現在、民間銀行が、
日本銀行に預けている、

「日本銀行当座預金」に
「-0.1%のマイナス金利」を適用しています。

 

導入されるまで民間銀行は
当座預金に預けていれば、

0.1%の利子をもらうことができました。

 

しかし、その一部に対して、
「預けていれば、
そのうちの0.1%分を
日銀に支払わなければならない」

こととなっています。

 

さらに、
必要と判断される場合、

このマイナス金利を調整する
としています。

 

◆詳しく学ぶ

『マイナス金利』とは?
知識0からでもわかりやすく解説!

 

 



『金融市場調節方針』

マネタリーベース

マネタリーベース

マネタリーベース
(世の中に出回っているお金の総額と、
日銀当座預金の合計)が、
年間約80兆円に
相当するペースで増加するように、

金融市場調節を行っています。

 

ちなみに、
2013年4月の黒田バズーカより、
金融市場調節の操作目標を、
無担保コールレート(オーバーナイト物)から
マネタリーベースに変更しています。

 

 



『資産買入れ方針』

 

⑴長期国債買入れの拡大と年限長期化

マネタリーベース増加のイメージ

マネタリーベース増加のイメージ

長期国債の保有残高が、
年間80兆円程度になるペースで増加するように、
買い入れを行っています。
平均の残存期間を、7~8年程度としています。

 

 

⑵ETF・J-REITの買入れの拡大

ETFができるため

ETFができるまで

ETFおよびJ-REITの保有残高が、
ETFが、年間約6兆円、
J-REITが、年間約900億円
に相当するペースで
増加するよう買入れを行っています。

なお、日銀は、
直接なにかしらの株式を購入することは
禁じられていますが、
ETFではOKです。

ETFの買い入れにおいては、
「2.7兆円をTOPIXに連動するETFを対象に、
銘柄ごとの時価総額に比例するように買い入れる」
としています。

 

 


オーバーシュート型
コミットメント

約束

 

「2%の物価安定の目標」の実現のため、
これを安定的に、物価目標を超えるまで、
持続するために必要な時点まで継続する
というものです。

 

2016年9月の導入までは、
2%になった瞬間なのか、
2%なると確信が持てた瞬間なのかなど、
「いつ緩和姿勢をやめるかわからない」
という状態であったのを、

「目標達成するまでやめない」として、
市場に安心感を与えました。

 

 


イールドカーブ
コントロール

イールドカーブコントロールのイメージ

イールドカーブコントロールのイメージ

イールドカーブとは、
横軸に債券の残存年数、
縦軸に最終利回りとし、
各債券の対応する点を
つないだ曲線のことです。

全ての債券にて使われる言葉ですが、
ここでは、日本国債のことを指します。

 

そして、
イールドカーブ・コントロールとは、
金融市場調節によって、

長期金利と短期金利の操作のことです。

 

導入時の2016年9月時、
の金融政策によって、
このイールドカーブが、
期間の短いものだけでなく、
長い金利も大幅に低下し、
平たんになってしまいました。

 

これは、国債を運用する銀行や
保険会社などに、
悪影響が強く出始めたため、
この曲線を、正常化することを言います。

 

短期金利は、
日銀当座預金のうち、
政策金利残高にマイナス金利を適応し、
長期金利は、10年物国際金利が、
0%程度で推移するように、
長期国債の買い入れを行うようにしています。

 


結果と相場の動きを
見極める

スマホを見せる人

このように、
現在日本銀行は、
「長短金利付き質的量的緩和」
行っています。

 

金融政策決定会合の前には、
「今、どういった政策が行われているのか」を、
しっかりと確認するようにしましょう。

 

例えば、
ETFの買い入れ額が増加」といっても、
「いくらから、いくらになったのか」に
よって、受け取り方が変わるため、
現在の金額も把握する必要があります。

 

そして、
「デイトレーダーの
金融政策決定会合の注意点3つ」

にもあるように、
こういった政策の現状維持や変更が、
「発表する時間が正確にわかりません。」

 

しっかりとシナリオを立てることと同時に、
リスクをしっかりと把握したうえで、
長期的なシナリオ作り、
ポジション取りを行いましょう。