ストップ狩り

先物やFXのデイトレーダーを中心に、投資家が必ず触れることになる、
「ストップ狩り」について解説や、対策などを紹介していきます。

 

▽ストップ狩りとは

ストップ狩りとは、ストップハンティングとも言われ、
ヘッジファンドなどの大口の投資家が、市場で多くの個人投資家などが設定している『損切り』を意図的に発生させることです。

 

ストップ狩りは、FXで多く使われる言葉であり、
ミセスワタナベなどの、資産が少ない投資家の損切りラインを、
ヘッジファンドなどの大口投資家が見抜き、
その損切りラインまで価格を動かして逆指値などのストップロスをかけることによって、
さらに相場を動かして、利益を上げていきます。

 

▽ストップ狩りが狙われやすい価格

ストップ狩りは、「損切を置きそうな価格」に対して行われます。

そのため、価格の大きな節目やキリのいい数字、
直近の高値や安値、MAや多くの人が引きそうなトレンドラインといった、
「市場に注目されやすい価格」付近に、
これ以上損をしないためにと、たくさんの逆指値注文が入っていることがあります。

その損切りのポイントまで価格を動かし、
「買いが買いを呼ぶ」「売りが売りを呼ぶ」という、
連鎖的に価格が一方向に動く状況を作り出し、利益を上げます。

もちろん確証はありませんが、指値注文が大量に出されており、
価格が近づいたときにその指値注文がキャンセルされ、値が急速に変動することもあります。

 

▽ストップ狩りが起きやすいとき

いくらヘッジファンドと言えど、
多くの取引量を持つ銘柄で、
やりたい放題に価格を動かすことはできません。

そのため、ストップ狩りが起きやすいタイミングとして、
以下のような、取引量が少なくなったり、
相場が大きな転換を迎える場合などが挙げられます、

 

そのため、「注目度の高い経済指標前後」や、
「注目度の高いイベント前」、
「非常に重要な価格付近にあるとき」など、
多くの投資家が、
結果を見極めるために様子見をしているときにも
ストップ狩りは発生しやすいです。

 

ストップ狩りへの対策

結論から言えば、ストップ狩りに対する絶対的な対策方法はありません。

もしストップ狩りを防ぐために、逆指値を置かない、または大きくとった場合、さらに損失を大きくする可能性を広げることになります。

「基本的に損切りを引きやすいところ」である以上、その損切事態が間違っているとも言えません。

  • ストップ狩りを覚悟で損切りを入れる
  • ストップ狩りを避ける代わりに、損失を大きくなるリスクを受け入れる

のどちらかになります。

 

しかし、同じように、ヘッジファンドなどが、ストップ狩りを毎回都合のいいように発生させることができるわけでもありません。
ヘッジファンド同士にも、争いがあるため、ストップ狩りを狙うものの失敗し、大きな損失を負うリスクを抱えています。