サマーストック(猛暑関連銘柄)について、定義や代表的企業、なぜサマーストック銘柄と考えられるのかを、誰にでもわかりやすく解説します。

サマーストック(猛暑関連銘柄)とは?

サマーストック(猛暑関連銘柄)

サマーストック(猛暑関連銘柄)

サマーストック銘柄とは、猛暑関連銘柄、夏株ともいわれ、「気温の上昇に伴って業績が伸びやすい銘柄」のことです。ビールや飲み物、エアコンなどをはじめ、気温が高くなれば高くなるほど売上の上昇が見込める銘柄が該当します。逆に冷夏となると売上の減少が懸念されてしまうことになり、サマーストック銘柄は軟調な動きとなってしまうことも多いです。

 

 

サマーストック銘柄を「夏になってから買う」のでは遅い

サマーストック銘柄にたいして投資する際には、「本格的に暑くなる前に仕込んでおく」ことがセオリーです。
「麦わら帽子は冬に買え」という有名な格言の通り、猛暑関連銘柄は猛暑の真っ盛りの時に株価がピークとなることが多いため、それから保有をしても間に合わないことが多いです。
サマーストック銘柄に限ったことではないですが、先行して売買しておく必要があるため、”これから暑くなる”というような、まだ暑くないうちに先取りして保有しておく必要があります。

 

 

☝最近では「気象現象」も注目される

サマーストック銘柄は、気温の変化によって売上が変動しやすい銘柄のため、日本では冷夏・暖冬となりやすい「エルニーニョ現象」や、猛暑・寒冬となりやすい「ラニーニャ現象」などにも大きく影響を受けます。

 

 

 

超代表的サマーストック銘柄とその理由

代表的なサマーストック(猛暑関連銘柄)とその理由を解説していきます。

 

☝「B-Rサーティワンアイスクリーム」、「江崎グリコ」「セイヒョー」など

アイスクリームの売上が期待されます。

 

☝「アサヒHD」「キリンHD」「伊藤園」など

ビールや飲料水売上の増加が期待されます。同様にコンビニなども期待されることもあります。

 

☝「伊藤園」「ドトール・日レHD」など

気温の上昇により休憩回数やアイスコーヒーの売上増加期待されます。また、「タリーズ」は伊藤園の傘下であり、合わせて期待されます。

 

☝「ニチレイ」「東洋水産」など

冷蔵倉庫や冷凍食品の売上の増加が期待されます。

 

☝「ダイキン工業」「富士通ゼネラル」「ビックカメラ」など

エアコンや空調機の売上の増加が期待されます。

 

☝「ファーストリテイリング」「しまむら」など

低価格の夏服の売上の増加が期待されます。

 

☝「ロート製薬」「参天製薬」など

猛暑によるプールや海の利用増加により、目薬などの売上増加が期待されます。

 

☝「花王」「資生堂」など

日焼け止めやUVカット対策商品の売上増加が期待されます。

 

☝「アース製薬」「フマキラー」など

殺虫剤などの売上の増加が期待されます。

 

☝「小林製薬」「マンダム」など

制汗剤やフェイシャルペーパーなどの売上増加が期待されます。

 

☝「三晃金属」「NIPPO」など

屋上緑化やソーラー屋根、ヒートアイランド現象対策などの売上増加が期待されます。

 

☝「ホシザキ」など

業務用製氷機大手です。

 

「なぜサマーストックが気温に売上が左右されるのか」を理解しよう

ほかにも、気温が高くなれば、レジャーや観光などの売上増加が期待され、旅行各社やレジャー関連が上昇することも考えられるほか、「インドアで余暇を楽しもう」と考え、「WOWOW」や家電各社の売上の増加も考えられます。「なぜ気温が高くなれば売上が上昇するのか」という因果関係を考えることがとても重要です。

株式を分析することは、世の中の状況把握・ニーズの理解につながります。そこで身に着けた考えは、あらゆるビジネスに応用できます。ぜひ様々なものを、「投資」という観点から考え、物事を多角的に捉えるトレーニングを積んでいってください。