株式投資やFXなどでよく出てくる「レパトリ」についてわかりやすく解説します^^

 

レパトリ(レパトリエーション)とは?

レパトリとは、その企業などが「海外に対して投資していた資金を、もともとの国に戻すこと」を言います。

レパトリの語源となっている”レパトリエーション”は、”本国へ帰還する”という意味の単語であり、金融用語としては「海外にある資金を自国内に戻す」という資金の流入のことを意味しています。例えば、中国に投資していたアメリカの企業が、アメリカ国内に資金を戻す場合を「レパトリ」と表現します。

 

レパトリの影響

円高

円高

レパトリは、他国の通貨を売り、自国の通貨を買うという「実需」の動きが発生します。そのため、日本企業のがレパトリを行った場合、円高が進行しやすいです。

 

 

☝決算期などはレパトリの動きが発生しやすい

決算

決算

例えば3月のような決算期は、多くの企業が決算に備えて、海外に投資している資金を日本に戻します。この動きが固まると、巨大な「円買い」の需要が発生するため、この時期は円高になりやすいといわれています。このように、ある国に向かうレパトリが一斉に発生した場合、かなりその通貨の為替レートを押し上げる圧力となってしますます。

 

☝レパトリの予想で通過高になる場合も

また、レパトリはその規模の大きさにより、「噂だけでも急激に通貨高が進行する」ことがあります。その一例が、東日本大震災です。

  1. 大震災の発生により、復興の資金や保険料の支払いが発生し、機関投資家が大量のお金が必要になる
  2. 機関投資家が海外で運用している資産を売却し、円に交換を行うと予想される

となり、急激な円高が進行しました。