EUの単一市場

読み方:たんいつしじょう

ブレグジッドのイメージ

EUの単一市場とは、
EUが理念として掲げている、
加盟国のなかでは、
ヒト・モノ・カネ・サービスの4つが、
まるで1つの国の中と同じように、
自由に移動することができる市場のことを
言います

ざっくり言うと、
「EU加盟国が、1つの同じ国ようになる」
とも考えることができます。

 

 

 

EUの単一市場のメリット

➀貿易で有利

EUの加盟国同士の貿易に関して、
輸入品に対してかかる、
「関税」が原則かかりません。

さらに、「1つの国」として扱うため、
EU加盟国は、
他の加盟国以外の国との貿易においては、

同じ関税の率で貿易をすることができます。

 

 

 

②仕事や住む場所を自由に移動できる

人の移動が自由なため、
他の加盟国に引っ越したり、
他の国でビジネスを行うなどが、
自由に行うことができます。

なお「他の国出身だから」と、
賃金を安くするようなことは禁止されています。

 

 

 

③単一市場が目的の資金が入ってくる

 

ヒトやモノ、カネ、
サービスの移動が自由ということは、

加盟国の企業が、
他の加盟国に進出できるだけでなく、

「海外に算出しよう」と考えた、
欧州以外などの企業が、
この大きな単一市場への参入を目的に、
加盟国に拠点を作りにやってきます。

特に、この件に関し、金融業界に大きく影響する、
『単一パスポート』は、
非常に大きな焦点となります。

 

 

 

「EU単一市場」は、
ブレグジッドの原因でもある

ヒトの移動の自由により、
比較的貧しい国の国民が、
医療など社会保障が充実しているイギリスへ
移り住み働く人がたくさん現れました。

 

昔は、そういった移り住んできた移民は、
安い賃金で雇うことができるため、
イギリスも恩恵を受けていたものの、
「リーマンショック」がきっかけに、
イギリスが不況に陥り、
多くのイギリス国民が

「移り住んできた人たちのせいで、
自分たちの仕事を失った」と

感じる世論が出てきてしまいました。

 

さらに、イギリスに移り住んできた人の
社会保障にかかるお金も、
国民の税金が多くの部分を賄っていることも、
これらの要因が
ブレグジッド」を決定付けたことになります。