ローソク足の組み合わせ
最後の抱き陰線とは【図解・見方・分析】
最後の抱き陰線
読み方:さいごのだきいんせん
対義語:最後の抱き陽線

最後の抱き陰線
最後の抱き陰線とは、
下落トレンドにある途中や、
安値圏で「小陽線」が出現し、
それをつつみこむ「大陰線」が
出現することをいいます。
(⇔最後の抱き陽線)
下落トレンドや、
安値圏での陰のつつみ線の出現とも
言い返ることができます。
最後の抱き陰線の分析
「大陰線」、「陰のつつみ線」ともに、
売りサインと言われるものではありますが、
「最後の抱き陰線」は
相場の上昇転換へのサインと
言われています。
この原理は、
安値圏での小陽線が出現するということは、
下落の一服とともに、
売りポジションの買い決済や、
一部投資家の買い入れ開始を
意味することになります。
その後大陰線をつけてしまいますが、
上放れて始まっていることから、
相場の転換を予想して、
買い注文を入れた投資家が、
一定数存在すると考えることができ、
反転の流れのベースは
できていることになります。
もちろんこの後も、
下落を続けることもありますが、
大陰線の部分によって、
買いポジションの多くが
決済されたと考えることもでき、
次第に底入れをして、
上昇していく可能性が高いとも考える
ことができます。