今週の相場概況!9月11日
相場の分析においては、
「どのような要因でどのように動いていたのか」を振り返り、分析することで、
「この後どのように動くのか」の参考材料にすることができます。
今回は今週の相場概況と、現在重要とされる相場材料をお送りします^^
目次
9月7日(月) 日本市場
NK225 23089.95(-115.48)-0.50%
TOPIX 1609.74(-6.86) -0.42%
- 米国市場がレーバーデーで休場となることから様子見ムード
- 個別銘柄では、IT関連のグロース株が売られ、バリュー株が上昇
- 中国の8月貿易統計で輸出額が3ヶ月連続の増加、1年5ヶ月ぶりの伸び率
9月7日(月) NY市場
レイバーデーにより休場
9月8日(火) 日本市場
NK225 23274.13(+184.18)+0.80%
TOPIX 1620.89(+11.15) +0.69%
- IOC(国際オリンピック委員会)ジョン・コーツ副会長
「(来年に延期された東京オリンピックは)新型肺炎のパンデミックに
関係なく開催されるだろう」 - トランプ大統領「早ければ10月に新型肺炎のワクチン提供を開始できる」
- 日本4〜6月GDPが速報値から下方修正
- 7月毎月勤労統計調査、名目賃金が4ヶ月連続で前年の水準を下回る
- 対内証券投資8月の海外投資家の日本株投資は1008億円の売越(4ヶ月連続)
9月8日(火) 米国市場
NYダウ 27500.89(-632.42) -2.25%
ナスダック 10847.69 (-464.44) -4.11%
S&P500 3331.84(-95.12) -2.78%
- S&P500構成銘柄見直しで「テスラの新規採用が見送られる」
→指数銘柄への採用を見込んでいた投資家が多く、テスラ急落
→ハイテク株を中心に売りが拡大 - 主要3指数が下落
- サウジアラムコが10月の原油販売価格を引き下げ(3ヶ月ぶりの安値)
- トランプ大統領が米中経済のデカップリング(切り離し)に言及
9月9日(水) 日本市場
NK225 23032.54(-242.59)-1.04%
TOPIX 1605.40(-15.49)-0.96%
- 米国株の流れを引継ぎ下落
- 上海総合指数も大幅下落
- 9月末まで継続する予定だったイベント開催の制限を政府が19日にも前倒しで緩和する検討に入ったと報道
9月9日(水) 米国市場
NYダウ 27940.47(+439.58) +1.60%
ナスダック 11141.56 (+293.87) +2.71%
S&P500 3398.96(+67.12) +2.01%
- 3指標とも値ごろ感から自立反発
- 15日にイベントを行うアップルが上昇
- フランスブランド大手LVMHがティファニーの買収を撤回
- 中国半導体大手SMICに対し米国政権が制裁を検討
9月10日(木) 日本市場
NK225 23235.93(+202.93)+0.88%
TOPIX 1624.86(+19.46)+1.21%
- 日経平均は33業種全て上昇
- GoToトラベルで10月1日から東京都が補助対象に追加の検討と報道
- イベントの入場人数の緩和検討により関連銘柄が幅広く上昇
9月11日(木) 米国市場
NYダウ 27534.58(-405.89) -1.45%
ナスダック 10919.59 (-221.97) -1.99%
S&P500 3339.19(-59.77) -1.76%
- 追加経済対策法案が事実上否決
- 新規失業保険申請件数が高止まり
→雇用市場の回復ペースが鈍化 - ハイテク株を中心に下落
現在の相場材料
- 世界各国での経済活動再開後の新型肺炎再拡大の懸念
- 新型肺炎のワクチン開発状況、その認可や流通経路
- 日銀のETF買い入れによる株価下支え
- 自民党総裁選(首相選出までの政治空白、12日に討論会、14日総裁選)
- 17日に臨時国会(閣僚人事に注目)
- 米中対立構造の激化
- アメリカの追加経済対策
- EU欧州委員会が基金創設案合意
- 主要国中央銀行の金融緩和姿勢
- 米国大統領選の関連
- イギリスの欧州離脱の通商交渉
- 米中対立激化懸念
- 日経平均2020年間高値:24115.95(1月17日)
- 日経平均2020年間安値:16358.19(3月19日)
- 8月SQ値:23350.79
- 9月SQ値算出日(速報値23272.88)
- ユーロ圏財務省会合(11日〜12日)
- IDB (米州開発銀行)が次期総裁を選任
- 司法省がアルファベットが独禁法違反で提訴される可能性
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