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「リスクオン」とは?【市場用語解説】

リスクオンとは?

「リスクオン」とは、市場参加者がリスクを取ってリターンを追求しやすい地合いのこと、また投資家がリスクの高い資産への投資割合を増やすことです。経済成長や企業の業績拡大といった景気の拡大が期待されたときや、地政学リスクなどのそれまで懸念されていたリスクが後退した際に発生し、株式や新興国の高金利通貨、ジャンク債、コモディティー投資といった、ハイリスク・ハイリターンを狙うことができる金融商品に資産が向かいます。逆に、ローリスク・ローリターンの金融商品に資金が流れる状態をリスクオフといいます。

なお、相場をこのリスクオフ、リスクオンどちらなのかを判断することは難しいです。リスクオンとリスクオフのどちらの傾向のほうが強いかということを市況から判断し、運用がに生かすことが適切といえます。

なお、リスクオン・リスクオフという言葉自体は、2008年ごろから金融市場に浸透していた比較的新しい言葉になります。

 

☝代表的な新興国通貨

 

  • ニュージーランドドル
  • イギリスポンド
  • オーストラリアドル
  • カナダドル

など

 

 

 

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