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「WTI」とは?わかりやすく解説【投資用語解説】

 

「WTI」とは?

「WTI」とは、West Texas Intermediateの略称で、アメリカの代表的な原油です。また、ニューヨークマーカンタイル取引所でWTIの先物取引が行われており、「原油価格の代表的な指標」となっています。アメリカは、世界でも有数の原油生産国であると同時に、世界最大の原油消費国でもあります。そのため、アメリカの消費や生産の動向をとらえることができる原油在庫の推移も価格の大きな要因となります。

 

また、産油国が密集している中東といった産油国において、政情不安やテロの発生など地政学リスクが高まると、それまで通りの原油の生産や輸出などが行われるか不透明になるため、原油不足が懸念され価格の上昇要因となります。

 

WTIの変動要因

原油価格が変動する材料にはさまざまなものがありますが、主な要因として以下のようなものがあげられます。

☝WTIの上昇要因

  • 中東の政情不安が高まる
  • 景気の拡大
  • 産油国の原油減産
  • 原油在庫の減少
  • 金利の低下

☝WTIの下落要因

  • 中東の政情不安が後退
  • 景気の後退
  • 産油国の原油増産
  • 原油在庫の増加
  • 金利の上昇

 

 

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