投資用語解説
アメリカ大統領選の「ブルーウェーブ」とは?【証券用語解説】
ブルーウェーブとは?
ブルーウェーブとは、米国の政治用語において「民主党が圧勝」することを示しており、大統領選も民主党候補が勝利し、上院と下院も民主党が過半数を閉める状態のことを示すことが多いです。アメリカの政党には「色」があり、民主党が青(共和党は赤)であることから、共和党を飲み込む動きになぞらえて、ブルーウェーブと呼ばれます。
2020年米国大統領選では、民主党のバイデン氏が勝利が確実視される中、上院選でジョージア州2議席が来年1月5日の決選投票に持ち越しになるなど、民主党が過半数を奪還する可能性は僅かながら残っています。なお、このシナリオが成立した場合、バイデン氏が打ち出す政策が実現しやすいと考えられます。