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ヒンデンブルグの予兆(ヒンデンブルグ・オーメン)とは【投資用語解説】

ヒンデンブルグの予兆(ヒンデンブルグ・オーメン)

 

ヒンデンブルグの予兆とは、アメリカ株式市場において、株価暴落の前兆として現れるサインのことです。

テクニカル分析のシグナルであり、このサインが点灯した後に、非常に高い確率で、アメリカ株価が下落しており、盲目の物理数学者のジム・ミーカ氏が導き出したといわれて、1937年のヒンデンブルグ号爆発炎上事故に由来しています。

☝ヒンデンブルグの予兆発生後の下落の可能性

ヒンデンブルグの予兆が点灯した30日以内に、以下のことような下落が発生すると言われています。

  • 5%の確率で、株価が(ダウ)5%以上下落する
  • 41%の確率で、パニック売りとなる
  • 24%の確率で、重大なクラッシュとなる

なお、暴落前に、下記に記載するマクラーレンオシレーターがプラスに転じた場合、点灯は無効になるといわれています。

 

☝ヒンデンブルグの予兆の発生条件

発生条件には諸説ありますが、以下条件が発生した後、30営業日以内に、上位のような株価の下落の発生が想定されています。

  1. ニューヨーク証券取引所で、52週高値更新銘柄と、52週安値更新銘柄の数が、ともに、その日の値上がり、値下がり銘柄の2.8%以上となる
  2. NYSEインデックスの値が、50営業日前を上回っている
  3. マクラレンオシレーターがマイナス
  4. 52週高値更新銘柄数が52州安値更新銘柄数の2倍を超えない
 

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