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【ここで完璧】ボリンジャーバンドの「ボージ」の見方・使い方をわかりやすく解説

ボリンジャーバンドの「ボージ」の見方・使い方をわかりやすく解説

ボージとは、ボリンジャーバンドの基本的な分析方法であり、
これを理解し、使いこなすことで、トレンドの把握がさらに確率があげることができます。

ここでは、そのボリンジャーバンドの「ボージ」について、わかりやすく使い方まで解説していきます。

 

 

▼「ボージ」とは

ボージの図解(ボリンジャーバンド)

ボージの図解(ボリンジャーバンド)

ボージとは、ボリンジャーバンドのバンド幅が最も大きい場所のことです。

ボリンジャーバンドが、価格の変動の大きさである標準偏差を表していることを考えると、
ボージは、「設定期間の中で最も値動きが大きくなった」場所を示しています。

 

 

☝ボージはトレンドの終了を意味している

ボリンジャーバンドの拡大と縮小

ボリンジャーバンドの拡大と縮小

ボリンジャーバンドのバンドの幅は、
トレンドが発生すると拡大し(エクスパンション)、
ボージで最大を迎え、そのトレンドが終了すると縮小していく、という流れを繰り返します。

すなわち、ボージが発生したということは、
「ボージが現れたということは、発生したトレンドが終了、調整の流れに移るサイン」と考えることもできます。

 

ボージは、エクスパンションの終了を意味しているため、タイミングを見抜くことができれば、トレンドの転換、終了を見抜くことができるということになります。

 

 

▼ボージの使い方

ボージの図解(ボリンジャーバンド)

ボージの図解(ボリンジャーバンド)

ボージの位置、すなわち、エクスパンションの終了する際には、
多くの場合株価が動いている反対側のバンドが先に収縮されます。

すなわち、きれいな形のボリンジャーバンドは、以下の流れでバンド幅が変化していきます。

  1. スクイーズ(バンド幅の縮小)
  2. エクスパンション(バンド幅の拡大)
  3. ボージ
  4. トレンドと反対方向の±3シグマが縮小
  5. トレンド方向の±3σが縮小
  6. スクイーズ

この流れを理解しておくことで、ボリンジャーバンドを利用したトレードにおいて、大きなメリットがあります。

 

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