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今週の相場のポイント!

おさえておくべき今週の相場のポイント!6月22日配信分!

米国市場

新型肺炎の感染拡大の懸念はあるものの、
本日22日からNY州の経済活動再開が第2段階に移行し、飲食店や理美容店の営業が可能になります。

さらに、米政権による大規模インフラ投資計画(1兆ドル規模との情報も)の 詳細が固まれば投資意欲を刺激する可能性もあるでしょう。

米中対立に関しては、米中の外交トップが会談し、貿易協議の第1段階合意を守り、 中国による米農産物の購入加速を再確認したと伝わっています。

ほかにも、米国企業がファーウェイ(中国)と協力することを容認(5Gの規格策定)するともしているものの、 「両国の関係は再度悪化する可能性は十分にある」ことはおさえておきましょう。

また、FRBは15日、新型コロナウイルスで苦戦する事業会社向けの「MSLP(メインストリート融資制度)」を開始しました。個別企業の社債の直接購入と、中小企業の資金繰り支援であり、一般企業に融資するのは1930年代の大恐慌時以来、約90年ぶりです。

なお、FRBは25日には米銀に対するストレステストの結果を発表します。 テストの結果が米銀の配当政策や自社株買い計画に影響を与えるため注目です。

なお、前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)のボルトン氏が書いたトランプ政権内部の暴露本が23日に発売予定。ホワイトハウスは出版差し止めを求め提訴しましたが、裁判所は訴えを退けています。

 

経済指標など

先週、小売売上高やフィラデルフィア連銀製造業景況指数が市場予想以上に改善しました。
  • 22日 23:00 中古住宅販売件数
  • 23日 22:45 PMI速報値
  • 23日 23:00 新築住宅販売件数
  • 25日 21:30 四半期GDP国内総生産
  • 25日 21:30 新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
  • 26日 21:30 個人消費支出
  • 26日 23:00 ミシガン大学消費者信頼感指数

日本市場

19日から都道府県をまたぐ移動が全面解除となり、景気への期待感も増しています。

日経平均株価は25日線と200日線がゴールデンクロスといった状況であるものの、

財務省が発表した5月の貿易統計において、貿易収支は8334億円の赤字(赤字は2か月連続)と、輸出の減少率はリーマンショック直後以来最大を記録するなど、

「実態経済と株価のかい離を指摘する声がある」ことはおさえておきましょう。

なお、日本は本格的な株主総会シーズン入ります。

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