投資用語解説
ブラック・スワンとは【投資用語解説】
ブラック・スワン
=黒い白鳥
ブラック・スワンとは、
ありえないだろうと考えられていたことや、
ほとんど予想されていなかったことが、
実際に起きたときに、
相場にかなり大きな影響を与えることを
意味しています。
そういった出来事を、
「ブラックスワン・イベント」ともいい、
多くの投資家が、
その出来事を想定していなかったことから、
相場は急激に変動しやすくなります。
多くの場合、市場の混乱を伴うことから、
市場の混乱を伴う資産を守るために、
リスクオフの流れとなり、
国債や円といった、
安全資産に資金が集まることが多いです。
ブラックスワンの由来
言葉の通り、ブラックスワンとは、
「黒い白鳥」を意味しています。
昔、「白鳥は、白色しかいない」
ということが常識だったものの、
オーストラリアで、「黒い白鳥」が発見され、
大きな衝撃を与えました。
このことから予想外の出来事や、
想定していなかったことに対し、
「ブラックスワン」という比喩が
使用されるようになっています。