「幻のSQ」とは?わかりやすく解説
日経平均先物取引を行っている方は、「幻のSQ」という言葉を聞いたことがあると思います。
この幻のSQとはなんなのか、その後どのような相場が想定されるのかを解説していきます。
幻のSQとは?
幻のSQとは、日経平均株価がSQ日においてそのSQ値(特別清算指数)に一度もタッチしないことです。
SQ日に発表されるSQ値は、日経平均株価をもとに算出されるため、日経平均株価はSQ値の価格にタッチする場合がほとんどですが、幻のSQにおいては、SQ値と日経平均株価との間に価格差が生まれることで発生します。
☝なぜ幻のSQが発生するのか
個別銘柄は、ストップ高やストップ安が発生することによって、寄り付きに値がつかないことがあります。
日経平均株価は、その構成銘柄に値段がついていなくても気配値で算出するのに対して、SQ値はそれぞれの銘柄に置いて寄り付き価格がついた時点で算出されます。その価格差によって、幻のSQが発生するのです。
幻のSQ語の分析
幻のSQが起きた際には、日経平均株価とSQ値の位置関係によって、その後の市場を分析することができます。
日経平均株価のほうがSQ値よりも上にあった場合、その後の相場の状況は強く、逆に日経平均株価がSQ値よりも下にある幻のSQであった場合、その後相場は弱いと考えることができます。
情報・知識をどのように仕入れるか
幻のSQが発生した場合には、その後の日経平均株価の動きには注目するようにしましょう。SQ値は相場状況によっては「需要な支持抵抗線」になることもあります。
資産運用を独学のみで学ぶと、
- 実は運用をする上で「知らなければならないことを知らなかった
- 相場状況に応じて重要度を判断しなければならない物を、常に意識しなければならないと勘違いしていた
というようなことがよくあります。
また取引においては「利益」と「損失」という結果しかありません。しかし、着実に資産を増やしていくためには、そのトレードが
- 正しかった利確
- 本来するべきでなかった利確
- するべきであった損切り
- するべきでなかった損切り
のどれに該当するのかを振り返り、次の取引に活かして行く必要があります。
ひとりで資産運用を行うと、損益の結果ばかりに目が向いてしまい、その取引の整合性を判断することが難しいのです。
積み重ねられた学習カリキュラムにより、多くの受講生が資産運用で結果を出すことに成功しています。ぜひ一度体験カリキュラムで「独学との違い」を実感してみてください^^