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投資用語解説

「バリュー株」「バリュー投資」とは?わかりやすく解説!

株式投資における投資手法の1つとして、「バリュー投資」というものがあります。ここでは、バリュー株とはどういったものなのか、及びバリュー株投資の特徴について見ていきましょう。

バリュー株とは?

バリュー株とは「割安株」とも言われ、将来利益や純資産などで評価される企業価値から見て、割安なまま放置されている株式のことです。また、こういったバリュー株が、再評価されることに伴い、株価上昇が期待できる銘柄を運用することを、「バリュー株投資」といいます。

株価の割安度を図る指標

株価の割安度を図る指標として、一般的に下記のような物がよく使用されます。

  • PER(株価収益率)
  • PBR(株価純資産倍率)
  • ROE(自己資本利益率)
  • PCFR(株価キャッシュフロー倍率)
  • 配当利回り

ただ、バリュー株には成長が見込みにくいなど、「株価が割安となっている何かしらの要因」が存在する場合が多く、地味な銘柄も多いです。「なぜ割安となっているのか」を把握する必要があるでしょう。

バリュー・トラップに注意

バリュー株として保有した銘柄が、割安な状態のまま放置され続けてしまう状態になることを、「バリュー・トラップ」といいます。バリュー株は、「バリュー株となった何かしらの要因」が存在します。

  • バリュー株となっている要因が解決する
  • バリュー株となっている要因を上回る好材料が出てくる

ことがバリュー株運用のカギとなるほか、「この要因が市場に再認識される前」に銘柄を保有する必要があります。

バリュー株の対義語は「グロース株」とも

成長株とも言われ、今後も株価の上昇が期待できる株式・銘柄のことを「グロース株」と言い、バリュー株の対義語とされる場合が多いです。

 

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