「ハイテク株とは?業界・企業例までわかりやすく解説!
近年「ハイテク株」と言われる企業の株価の動向が、市場に大きな影響を与えるようになっています。そのため、このハイテク株の業種や企業例を把握し、これらの株価の動向に注目することは、株式市場全体の流れを把握するうえで、大きなメリットがあります。
ここでは、「ハイテク株」について、定義や業界・企業例まで、だれにでもわかりやすく解説していきます。
目次
「ハイテク株」とは

ハイテク株
ハイテク株とは、電気や精密機械などの業種で、非常に高い技術を持っている企業の株式のことです。ハイテク株は世界中で名の知れた国際優良株であることも多く、値動きが市場全体に大きな影響を与えることがあります。アメリカの株価指数「ナスダック」や、日本の「ジャスダック」には、多くのハイテク関連株が上場しています。
☝ハイテク株・ハイテク関連株といわれる例
ハイテク株の業界や業種は、以下のような種類があげられます。また、技術の発展により、新しい業種などもハイテク株として分類されることも多くあります。
- コンピューター
- ソフトウェア
- ロボット
- AI
- 半導体
- 自動運転
- 仮想通貨
- IoTe
- コマース
- フィンテック
- ビックデータ
- クラウド
- バイオ
- 情報セキュリティ
ハイテク株は市場に与える影響が大きい
ハイテク株は時価総額が高かったり、世界中の株価に影響を与えるため、世界の株価の動向を把握するために、ハイテク株の個別の値動きを分析することには大きなメリットがあります。
☝アメリカのハイテク株
ハイテク株はアメリカ市場に多くの国際優良銘柄がそろっています。FANG銘柄やアップルなど、アメリカだけでなく世界全体に大きな影響を与えています。2017年のNYダウをはじめとする株価の上昇の要因として、このハイテク株の株価の高騰が挙げられています。
- アップル
- フェイスブック
- アルファベット(Google)
- ネットフリックス
- アマゾン
- ウーバー
- テスラ
- インテル
- アドビ・システムズ
- シスコシステムズ
☝日本のハイテク株
日本のハイテク株も、時価総額が高い銘柄が多く、市場に大きく影響を与えます。近年ではジャスダックにハイテク株の上場するハイテク株も多くなっているほか、日経平均株価の値嵩株となっている銘柄も多いため、日本市場の分析のために、これらの銘柄の動向には注目する必要があるでしょう。日経平均株価においては、電気危機や精密機器などのほか、東京エレクトロンなど様々なハイテク株と言われる企業が採用されています。
- ソフトバンク
- ファナック
- 東京エレクトロン
- Yahoo!
- 楽天
- 富士通
- 日立ハイテクノロジーズ
- 日本電産
- 京セラ
優れた企業の分析方法が必須
一概にハイテク株と言っても、それぞれの企業においてビジネスモデルが異なるため、それぞれの企業の特徴を掴んでおく必要があります。またハイテク株は、インデックスにも大きな影響を与えるため、先物取引などの指数取引をするうえでも、このようなハイテク株の動向から目を話すことはできません。