投資用語解説
【CFD】オーバーナイト金利とは?わかりやすく解説
CFDのオーバーナイト金利とは?
オーバーナイト金利とは、CFD取引において、ポジションを翌日に持ち越した場合に発生する金利のことです。通常、買いポジションの場合は金利を支払い、売りポジションの場合は受け取りとなります。しかし、この金利事体は、該当国の政策金利や、取り扱い会社(通常証券会社)の設定金利によって水準が決まるため、場合によっては売りポジションでも支払いとなることがあります。
買いポジション(ロングポジション)の場合
「該当国の政策金利+取扱会社の金利」の支払いとなります。
ある国の株式を10万円分買っている状態で、その国の政策が年利3%、利用している証券口座の取り扱い業者の年利が2%だとすると、この2つを合計した5%、5万円(10万円×5%)が、1年間買いポジションを保有し続けた場合に支払う金額になります。
オーバーナイト金利は毎日発生するため、この5万円を365日で割った、約14円を支払うことになります。ここに、レバレッジをかけていた場合、その倍率分オーバーナイト金利も倍増します。
売りポジション(ショートポジション)の場合
原則、「該当国の政策金利ー取扱会社の金利」の受け取りとなります。
ある国の株式を10万円分売っている状態で、その国の政策が年利3%、利用している証券口座の取り扱い業者の年利が2%だとすると、この2つを合計した5%、5万円(10万円×5%)が、1年間売りポジションを保有し続けた場合に受け取る金額になります。
オーバーナイト金利は毎日発生するため、この5万円を365日で割った、約14円を受け取ることになります。ここに、レバレッジをかけていた場合、その倍率分オーバーナイト金利も倍増します。