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今週の相場のポイント!

今週の相場概況&相場材料

こんにちは!IMC情報配信部です!
相場の分析においては、
「どのような要因でどのように動いていたのか」を振り返り、分析することで、
「この後どのように動くのか」の参考材料にすることができます。

今回は今週の相場概況と、現在重要とされる相場材料をお送りします^^

4月20日(月) 日本市場

NK225  19669.12(-228.14)-1.15%
TOPIX 1432.41(-10.13) -0.70%

  • 米国で経済活動再開への期待感が上昇
  • 厚労省が「PCR検査の拡充」を示したことが、
  • 「感染者数の増加⇒経済停滞の延長」というシナリオが警戒される結果に
  • 中国人民銀行(中国の中央銀行)が利下げを発表
  • 10万円の現金給付の申請手続きを発表
  • 日本の貿易統計が黒字ではあるものの、大幅に減少
  • WTIが21年ぶりの安値水準

4月20日(月) NY市場

NYダウ 23650.44(-592.05)  -2.44%
ナスダック 8560.73 (-89.41)  -1.03%
S&P500 2823.16(-51.40) -1.79%

  • アメリカの追加経済対策が政権と議会で合意できず
  • WTIが史上初のマイナス価格を記録。先週末の価格を55.90ドル下回るー37.63ドル
    (アメリカの在庫が積み上がり、貯蔵能力が限界にきていることから買い手がつかず、
  • 現物を引き取りたくないファンドが投げ売りしている状態)

 

4月21日(火) 日本市場

NK225  19280.78(-388.34)-1.97%
TOPIX 1415.89(-16.52) -1.15%

  • 北朝鮮北正恩委員長が危険な状態にある可能性があると報じられたことで、地政学リスクが警戒される
    上記に伴い、防衛関連の銘柄が上昇
  • 原油価格の暴落に伴い、保管場所としてタンカーが利用されるのではという見方から、関連銘柄に思惑買い

4月21日(火) NY市場

NYダウ 23018.88(-631.56)  -2.67%
ナスダック 8263.23 (-297.50)  -3.48%
S&P500 2736.56(-86.60) -3.07%

  • 原油価格の暴落止まらず
  • 米国で追加の景気刺激策が政権と議会で合意したものの、相場は反応薄
  • ハイテク株に大きな売り

4月22日(水) 日本市場

NK225  19137.95(-142.83)-0.74%
TOPIX 1406.90(-8.99) -0.63%

  • NY市場の流れを受け継ぎ朝方から売りが先行
  • アメリカ疫病対策センター局長「新型肺炎の第2波が今年の冬に来る」と見通しを表明
  • 原油関連の銘柄、及び貯蔵手段としてのタンカー市場が変動

4月22日(水) NY市場

NYダウ 23475.82(+456.94)  +1.99%
ナスダック 8495.38 (+232.15)  +2.81%
S&P500 2799.31(+62.75) +2.29%

  • ムニューシン財務長官「休止状態にあるアメリカ経済の大半が夏の終わりごろまでに活動を再開できるだろう」
  • NY原油(WTI)が19.1%高と反発
  • サウジアラビアが5月からの協調減産の前倒しと、さらなる追加減産の準備をしていると伝わる
  • イラン艦船のアメリカ艦船に対する挑発行為に対してトランプ大統領が「相手艦船を撃沈するよう指示を出した」とSNSに書き込み、中東情勢の悪化が懸念される
  • NY金が大幅高(バンクオブアメリカが2021年までの価格目標を引き上げたことなどにより)

4月23日(木) 日本市場

NK225  19429.44(+291.49)+1.52%
TOPIX 1425.98(+19.08) +1.36%

  • 日本製造業PMIが12か月連続景況判断の分岐点となる50を下回る。
  • IHIマーク一イット「日本の製造業の業況が2009年4月以降最も急激な勢いで悪化」
  • ここまで木曜日は6週連続下落となっていたものの、7週ぶりに上昇

4月23日(木) NY市場

NYダウ 23515.26(+39.44)  +0.17%
ナスダック 8494.75 (-0.63)  -0.01%
S&P500 2797.80(-1.51) -0.05%

  • ペンス副大統領「感染拡大は6月上旬には落ち着くと認識を示す
  • 新規失業保険申請件数442万件、製造業PMI11年ぶり低水準、サービス業PMI過去最低
  • WTIは再度大幅続伸
  • 日銀が国債購入額の制限を撤廃、CP・社債購入を倍増する可能性が報じられる

 

現在の相場材料

  • 新型肺炎に伴う経済停滞
  • 世界各国政府の大型財政出動
  • 日本政府の緊急経済対策発表
  • 原油価格暴落(貯蔵限界・協調減産効果薄など)
  • 追加での協調減産の可能性
  • 北朝鮮金正恩体調悪化による地政学リスク上昇
  • 株安に伴う自社株買いの積極化
  • 欧米で新型肺炎ピークアウトの兆し有
  • 欧州での新型肺炎に対する経済再建政策の行方
  • (財源として、欧州共通債発行を支持するフランスと反対するドイツ)
  • 日本銀行のETF買い・追加緩和期待(国債購入額上限撤廃、CPや社債の購入額増)
  • 主要国中央銀行の金融緩和姿勢
  • GW前
  • 日経平均、上放れした3月15日戻り高値19,564円を再度下回る
  • 日経平均2020年間高値:24115.95(1月17日)
  • 日経平均2020年間安値:16358.19(3月19日)
  • 4月SQ値:19577.48(幻のSQ)
  • IMF「1929年の世界恐慌以来最悪の不況の見通し」

 

 

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