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おさえておくべき今週の相場のポイント!7月6日配信分

 

アメリカ市場

ナスダック指数が4〜6月で30%以上の上昇という、I Tバブル以来の伸びとなっています。
アメリカでの新型肺炎の感染者数が増加傾向にあるほか、業績の悪化が確実である中、
新型肺炎の影響が少ないとみられるハイテク株が株価を牽引する形となっています。
 
先週発表された米国雇用統計では雇用者数が大幅に増加しており、レイオフからの呼び戻しがさらに加速しているようです。
さらにFRBパウエル議長が、
・雇用の回復は想定よりも早く実現している
・金融システムは非常に強い
と発言するなど、想定以上に経済回復が早いという予想もあります。
 
11月3日に予定されている米国大統領選まで、あと4ヶ月を切りました。
新型肺炎や人種差別問題において、トランプ大統領の支持率が低下しており、バイデン氏優勢とみる声も多くなってきています。なお、バイデン氏は増税を強く主張していることなどから、市場の警戒感が高まる可能性があります。
 

経済指標など

  • 6日 22:45 サービス部門購買担当者指数
  • 6日 23:00 ISM非製造業景況指数
  • 9日 21:30 新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
  • 10日 21:30 卸売物価指数

日本市場

日経平均株価は先週、3週ぶりに下落し、直近2週間の上げ幅をほぼ帳消しにしてしまいました。 5日線と200日線はデットクロスとなったほか、25日線と200日線に挟まれている状況となっています。 さらにマザーズも13週ぶりに下落となっているなど、新興市場の勢いに陰りもみえます。
加えて、国内での感染者数も増加傾向が続いているものの、4〜5月にかけて行われた全国規模の自粛モードに入る可能性は小さいでしょう。
 
 
今週8日と10日にはETFの決算日が集中しており、
 
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