今週の相場概況!2020年10月2日
相場の分析においては、
「どのような要因でどのように動いていたのか」を振り返り、分析することで、
「この後どのように動くのか」の参考材料にすることができます。
今回は今週の相場概況と、現在重要とされる相場材料をお送りします^^
目次
9月28日(月) 日本市場
NK225 23511.62(+307.00)+1.32%
TOPIX 1661.93(+27.70) +1.69%
- 日経500指数がバブル期1989年末につけた2406円を上回り史上最高値更新
- 「半沢直樹」の高視聴率からTBSが大幅上昇
- トランプ大統領が前日、最高裁判事の後任に超保守派のエイミーバレット氏を指名
- 7月景気同行指数確報値について内閣府が発表を延期(数値の精査が必要として)
9月28日(月) 米国市場
NYダウ 275843.06(+410.10) +1.51%
ナスダック 11117.53 (203.97) +1.87%
S&P500 3351.60(+53.14) +1.61%
- NYダウは3週間ぶりの大幅高、ナスダック指数は3日続伸
- 民主党ペロシ下院議長「追加経済対策で共和党と協議を続けており、合意は可能」
- 中国の経済指標が追い風に
- 産油国のアゼルバイジャンがアルメニアの係争地をめぐり軍事衝突
→戦闘が激化した場合の供給懸念によりWTI反発
9月29日(火) 日本市場
NK225 23539.10(+27.48)+0.12%
TOPIX 1658.84(-3.83) -0.23%
- 日経平均株価の配当落分は約140円
→配当落分を埋める形に - NTTがNTTドコモを完全子会社とすると報道
→ストップ高(時価より高くなるTOB期待) - キーエンス上場来高値更新
9月29日(火) 米国市場
NYダウ 27452.66(-131.40) -0.48%
ナスダック 11085.25 (-32.28) -0.29%
S&P500 3335.47(-16.13) -0.48%
- 大統領第1回討論会を前に手控えムードに
- 新型肺炎再拡大懸念(飲食店の営業規制や外出帰省再強化、NYでの感染率上昇など)
- 消費者信頼感指数が市場予想より大幅に上昇
9月30日(水) 日本市場
NK225 23185.12(-358.98)-1.50%
TOPIX 1625.49(-32.61)-1.97%
- 大統領候補者討論会は互いの非難の応酬に
→バイデン氏優勢の見方が拡大 - NTTドコモ大幅高
- 鉱工業生産指数の基調判断が上方修正
(持ち直しの動きが見られる→持ち直している」
9月30日(水) 米国市場
NYダウ 27781.70(+329.04) +1.20%
ナスダック 11167.51 (+82.26) +0.74%
S&P500 3363.00(+27.53) +0.83%
- 経済指標が軒並み良好
・ADP雇用統計:市場予想以上
・PMI:1年9ヶ月ぶりの高水準
・中古住宅仮住宅指数:過去最高記録 - 追加経済対策をめぐるペロシ下院議長とムニューシン財務長官の協議は合意に至らず
- リバランスの動きが活発化
10月1日(木) 日本市場
- 東証売買終日売買停止
・システム障害(ディスク内のメモリ故障→バックアップが機能せず)
・10月2日には再開 - 日経新聞者は10月1日の四本値を9月30日の終値231855.12と認定すると発表
- 同様に東証も1日のTOPIXの値を9月30日と同値に認定すると発表
10月1日(木) 米国市場
NYダウ 27816.90(+35.20) +0.13%
ナスダック 11326.51 (+159.00) +1.42%
S&P500 3380.80(+17.61) +0.53%
- ハイテク株を中心に買われ続伸
- 米政権が新たに200億ドルの航空業界支援を含む1兆6000億ドル規模の
- 追加経済対策を下院民主党に提案
↑ペロシ下院議長が大統領選前の合意には懐疑的な見方を表明 - SOXは6営業日連続上昇
- OPECの原油生産量が前月から増加
現在の相場材料
- 世界各国での経済活動再開後の新型肺炎再拡大の懸念
- 新型肺炎のワクチン開発状況、その認可や流通経路
- 日銀のETF買い入れによる株価下支え
- 米中対立構造の激化
- アメリカの追加経済対策の行方
- 主要国中央銀行の金融緩和姿勢
- 米国大統領選の関連
- イギリスの欧州離脱の通商交渉
- 菅内閣関連銘柄物色
- 上海市場休場(8日まで)
- 日経平均2020年間高値:24115.95(1月17日)
- 日経平均2020年間安値:16358.19(3月19日)
- 9月SQ値:23272.88
投資初心者のための教科書
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