投資用語解説
敵対的買収とは【投資用語集】
敵対的買収
読み方:てきたいてきばいしゅう
対義語:友好的買収
敵対的買収とは、
買収を仕掛ける側が、
買収をしようとする
会社の経営陣の承諾を得ることなく、
買収を仕掛けることを言います。
この買収は、3分の1、
又は過半数以上の株式を取得し、
買収対象会社の拒否権や、
経営権の得ることを目指します。
なお、法律によって、
3分の1以上の株式を所有する場合には、
TOB(株式公開買付)によって
行わなければなりません。
【敵対的買収の防衛策】
敵対的買収を受けた企業も、
この敵対的買収を防ぐために、
様々な「防衛手段」が存在します。
もちろん、企業の時価総額を高め、
「買収がしたくてもできない」状態にするのが
最も買収の防衛としては最適です。
《敵対的買収の予防》
そもそも、買収されること自体を防ぐために、
以下のようなものがあります。
- ゴールデンパラシュート
- ティンパラシュート
- ポイズンビル(ライツプラン)
- 黄金株(拒否権付種類株式)
- スタッガードボード
- プット・オプション
- チェンジ・オブ・コントロール
- MBO
- LBO
《敵対的買収の防衛》
もし、敵対敵買収をされた場合、
以下のような方法があります。
- クラウンジュエル
- パックマンディフェンス
- ロックアップ
- ホワイトナイト
- 新株予約権
- 第三者割当増資